2020年5月25日月曜日

ウイルス感染と歯科について

新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向にあり、

すこし落ち着きが出てきた感じがします。

もちろん油断は禁物ですが、経済的にも精神的にも

社会全体がすこしでも早く明るくなることが望まれます。


すみや歯科でも一時的に定期検診の受診を控えていただいておりましたが、

緊急事態宣言が解除されたことを受けて、先週より再開しています。

対象の方にはお知らせを順次お送りしていますので、ご連絡ください!



先日、歯科専門雑誌にウイルス感染における口腔ケアの役割という

記事が掲載されていました。

その内容はというと、

  1. ウイルスが細胞内に侵入するには細菌が産生する酵素が必要である。
  2. 口腔内に存在する歯周病菌は肺炎を重症化させるリスクファクターとなる。

以上のことは、インフルエンザウイルスについて、述べられていることですが、

今回の新型コロナウイルスについても同様のことが考えられるそうです。


さまざまな「予防」の観点からも定期的に歯科に受診する習慣をつけましょう。



また、今回の「コロナ」で歯科医院の感染リスクが報じられたことがありました。

確かに十分な対策が取られていなければ、感染のリスクは高まります。

ただし、歯科の受診をやめてしまうことによるリスクのほうが、

ずっと高く、他の疾病を悪化させてしまうことが心配されています。


神奈川の先生が記事にまとめてくださっています。
興味のある方はご覧ください。

「歯科医院はコロナ感染リスクが高いって本当なの?」



すみや歯科クリニックでは、すこしでも安心して通院していただけるように

最大限の感染対策を講じています。

詳しくは当院ホームページをご覧ください。


これまで新型コロナウイルスが歯科診療により患者様へ感染した報告はありません。

正しい知識で、正しく予防しましょう。



また、しばらくの間は患者様にも来院時のマスクの装着

手指消毒にご協力をいただいております。

私もご説明するときなどはマスクを外さずにお話しさせていただいておりますので、

ご理解いただければと思います。